
受験者・監修:
ゴルフ・DIYを趣味にする現役消防官。宅地建物取引士・第2種電気工事士・潜水士・小型船舶1級など資格取得にも精を出す。方向性が定まらないのが悩み。岡山県在住。
●予防技術検定とは

国家試験でなく、あくまで消防試験研究センターが行う内部試験。取得したからといって世間的に使えるかと言うと全く使えない。消防組織の中でとってみるだけのようなもの。
霞ヶ関の役人が、【査察】【危険物】【設備】について世間様に指導するなら、これくらい知っとけと勝手に当て込んだ試験。
結果、消防力の整備指針第32条第3項の規定にも「予防技術検定」が追記される。
・おすすめ問題集




・どんな試験なの?
1.四択一でマークシート方式
2.10問共通問題&20問専門分野問題
3.合計で6割取れば合格
※共通分野で6割・専門分野で6割ではなくてトータル合わせて6割です。30問のうち18問正解ならば合格になります
4.受験料 5700円
5.試験時間 2時間30分 (30分経過すると退室可能 )
●いざ、受験日【査察】
令和元年度「予防技術検定」査察を受験しました。もんたろうは岡山県会場の岡山大学にて実施。


・受験での注意事項
・スマートフォンは音が鳴らないように(鳴ると不正とみなされることがあります)
・腕時計は必須(岡山会場には時計がない)
「この時計に合わせます」って言ってその時計が途中で狂ったら責任問題です。
そういった責任がかかる事はやめようってことです。受験生の腕時計と監視員の腕時計で時間配分を行います。
・電卓の持ち込み不可
・シャーペンもしくは鉛筆、消しゴムでテストに臨む
・試験開始!

合格発表は1ヵ月後
●受験して感じたこと&おすすめ勉強法
4択一のマークシートですが、悩んだ問題はそれほどありません。
何冊か問題集をしましたけど、紹介している問題集は優れていました。
その年の出題傾向によっても違うのかもしれませんが今後も大きな差異は無いでしょう
■査察に計算は必要ありません。とにかく問題集を解きましょう。どのジャンルも記憶がカギです。問題集が重要です。実際の問題レベルに準じた問題集を手にとれれば合格へ近づくでしょう。
問題をどんどん説いて慣れましょう。問題傾向は毎年同じ。3年程度前の参考書を使用しても大丈夫。
多少の法改正も問題なし。出題確率は低いでしょう。
90時間の学習ができれば、合格率は80%を超えるでしょう
評価 ★★★★4.0
この問題集で合格を勝ち取りました。実際の試験問題と同水準の問題を解くことができます。
【査察】【危険物】【設備】どのジャンルにも対応しています。
※問題集には、「共通」「査察」「危険物」「設備」とすべての分野が記載されています。
■ネットから「予防技術検定模擬テスト」を印刷して活用 ※時期によって、削除されている可能性もあります。

●【査察】【危険物】【設備】どれが合格しやすい!?
査察 | 危険物 | 設備 | |
合格率 | 高 ⇔ 低 | ||
消防職であれば、ご理解いただけるでしょう。馴染みが深く理解しやすいジャンル | 問題水準は「危険物乙種第4類」試験が目安 | 記憶力が試される。数字が多く消防隊をしてるとなじみがない |
・1科目に合格すると次回の受験は「共通は免除」
本来、「共通10問・専門20問・合計30問」ですが、共通が免除されるので20問で6割以上で合格となります。12問以上の正解で合格です。
■試験結果
受験日から1か月後に発表。自宅にハガキで通知されます。
消防試験研究センターのHPでも確認可能です。

・各科目の合格率
・査察 59%
・危険物 58%
・設備 50% ※令和元年合格率
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