ドライバーのヘッド・スリーブを万力で抜く方法

ゴルフ
もんたろう
もんたろう

監修:

ゴルフが三度のめしよりも大好き。年間ラウンド60回はこなすサラーリーマンゴルファー。

岡山県を主戦場とし、ベストスコア68、アベレージ70代後半。トライバー平均飛距離260ヤード。

今年こそはアベレージを70中盤に引き上げたい!

ゴルフはラウンドにお金がかかる!グリップ、ヘッドの後半は自分でするのがモットー!

●シャフトを固定する

スリーブを温めて、接着剤を溶かして抜く

要約すると、これだけ!

さて、まずはシャフトを固定します。
専用器具はもちろん販売されてますが、我が家に万力があったので使用しましょう。

万力を2個つかいます。
おすすめ商品
シャフトを挟んでいるものは、べニア板と硬質ゴムで試作してます
しっかり固定できています。左の万力を閉じていくことで、スリーブをはずします

・気を付けるポイント

アイアンであればヘッドがスチールなのでバーナーであぶっても問題はありません。

むしろバーナーであぶったほうが素早くヘッドが抜けます。

それは、アイアンのヘッドもシャフトもスチールだからです。
※スチールシャフトの場合です。

スチールであれば、火が着火しませんから。

ドライバーやウッドは違います。シャフトはカーボンなんですよね。
ヘッドもスチールではありません。
塗装もしてますし!

バーナーであぶるのはやめておきます。

もんたろうの愛猫「まめ」
もんたろうの愛猫「まめ」

まぁ・・・できないことはない・・バーナーの火を直接あてず、徐々に温めてるのにゃ・・・

でもオススメはしないのにゃ・・・

●スリーブを温めていく

ここでヒートガンを出してきます。
まず、ソケットを切ります!
ソケットは、使い捨てです。まぁ再利用しようと思えばできますが、ここでは切ります。
温めると、樹脂なのですぐに柔らかくなります。
あぶりながらテンションをスリーブにかけていきましょう

温める時間は約20秒程度を目安に


赤色の万力をゆっくり閉じながら温めます。

スリーブにをかけながらヒートガンで温めましょう。
シャフトをねじる方向へ力がかかっていないので、1分ほど温めても大丈夫です。

溶融温度
接着剤(アクリル系&エポキシ系)約90~110℃
シャフト(カーボン)約150℃(カーボンに、一定の力を加えると変形する可能性が出てくる温度)
スリーブがはずれました。1分ほど温めて抜けました。
もんたろう
もんたろう

一度に無理をせず、じわじわゆっくりとスリーブにテンションをかけていきましょう。

焦りは禁物です。

スリーブを抜く方向へ真っすぐテンションをかけること

抜いたシャフトは紙ヤスリで綺麗にして。
スリーブは再利用できますね。
スリーブの中はドリルで固着してる接着剤を削り取ります。
スリーブの内径に合わせて、刃の径を選んでください。

あとは、新しくつけるヘッドのスリーブを接着剤でつけるだけ!

●スリーブを取り付ける

もんたろう
もんたろう

ブログに書いてるので、よかったら参考にしてみてくださいね♪

✖失敗体験例

ヒードガンでスリーブを温めて、ヘッドをはめて、装着。ヘッドを回したらシャフトが、よじれました!
接着剤が完全に溶けきらず、カーボンが柔らかくなったところに力を入れて回してしまったのです・・・シャフトは切れば、使用可能です・・・短くなるので、同じ番手では使用できません

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