単管パイプで「穴掘り機」を自作しよう

DIY・修理

単管パイプを地面に立てたい時どうされます?

ハンマーで打ち込んでます?

地面に打ち込むために商品も売っています

単管パイプをそのまま大ハンマーで打ち込むと、叩いた箇所が変形してしまいます。

しかもこれでは、「5mの単管パイプを地面に50㎝程打ち込みたい」そんなときは無理です

そもそも5mのものなんて上から叩けません。

●製作に必要なもの

・単管パイプ必要長さ分1本(50㎝の穴を掘るのであれば、2m程度)

・単管パイプの90度のジョイント

・鉄筋50㎝程度

●製作に使用した工具

・ディスクグラインダー

●製作していこう

・部材をカットします

用意した単管パイプは2m程度のもの1本。

ディスクグラインダーでカットしていきましょう。

①単管パイプを1.3m程&40cmほどにカットしましょう

②1.3m程のパイプの先端をカットしましょう。尖らせて、地面に食い込みやくすします。

この先端のカットの形が地面によく食い込んでくれます。

③先端カットの上の小窓は詰まった土を押し出すための開口部です

掘った土が詰まってくるので、小窓から鉄筋で押し出すようにして除去してやります。窓はもっと大きくてもいいですね。窓を2つ作ってますが、1つでも大丈夫です。

・組み立てましょう

ジョイントを使って十字形に組み立てて完成です。

90度のジョイントです
完成しました!

●実際に使ってみよう!

使い手の体格に応じて、力の入りやすい長さで作ることがいいでしょう。

腕力を使って、グルグル回していきましょう!

地面の硬さによりますけど、 どんどん掘れていきます。

20㎝ほど掘れると、パイプの中に土が詰まるので開口部から鉄筋で土を落としていきましょう

土が溜まり過ぎたら、鉄筋で押してやっても取れません。こまめに土を取るようにしましょう。

これを繰り返せば50㎝程度ならあっという間に掘れます。

単管パイプで掘るので単管パイプの径の穴が掘れるんです。

単管パイプが地面に刺せる

もんたろう
もんたろう

けっこう使い道があるんです。

便利ですよ!

◆穴掘り機を使用してゴルフネットを自作

地面に「単管パイプ穴掘り機」で50㎝程掘って単管パイプを挿してます

そこにブランコを自作してつけています。

大人がブランコで遊んでも強度の問題はありません。もちろん立ちこぎです。

●立てた単管パイプの強度はどう?

保持強度仕事量
打ち込んだ場合高く強固打ち込みが必要
土圧がある長いパイプは無理
掘った穴に挿した場合低い掘った穴に挿すのみ
※穴掘り機を回す必要はあり
土圧がない長いパイプも可能

「大ハンマーでの打ち込み」:地面が硬い、地中に岩がある=無理!

「穴掘り機」:地中に岩があったら無理。違う場所を狙う。だが硬くても掘れる。

・土圧って何?

土壌内の圧により、挿した杭にかかる力のこと。

●最後に

土圧はかかりませんが、それは挿した当初だけです。

時間が経過すると、自然と土圧がかかってきます。

引っ張ってもなかなか抜けなくなっています。

回す力も、打ち込むことを思えば楽なものです。

あまり掘れなくなってきらたら、先端を削ってやりましょう。

より鋭利にすれば、より掘れるはずです。

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